
EPISODE 45 〜 悪魔の微笑
ベンツ氏はケータイを握り締め、速攻で警察および保険会社に電話しまくってます。
私はヒマだったのでベンツを観察していました。
「ふ〜ん、CL600ってゆーんだ・・ありゃツードアだわ・・これって屋根開かないSL(?o?)」
#後に調べてみたところ、V型12気筒6.0L・394psだそうでv(@O@)v
お値段も新車で1,700万・・でも中古だと300〜500万で買えるのね(笑)。
(ちなみに私にアタックしたのは96〜99年の角目モデル)
手持ち無沙汰の私は、首都高のガードにもたれ煙草を吸いながら、ベンツ氏にガンを飛ばし続けます(--メ)
10分と経たないうちに現れたのは道路公団の黄色い四駆・・でも彼らの業務は我々を少しでも安全な場所に動かすことと、コーンを立てることだけ^^;;
しかしその後5分程度で警察が現れました・・やっぱ都会は早いなぁ(笑)。
警察に呼ばれて、ワゴン車の中に入ります。
とりあえず今回は被害者なんで、余計なことは喋らないどこーっと(笑)。
「何km/hくらい出てたのかなぁ〜?」
「・・90km/hくらいだと思います」
ベンツ氏がチラッと私を見たので、私も頷きます。
「でっ、ベンツさん、アナタなんで追突しちゃったと思う?」
「いや〜・・」考えを巡らし言葉を探るベンツ氏。
「それわかんなかったら、アナタまた事故起こすよっ!」
警察がちょっと大きな声を出して威嚇します^^;;
「いやいや、すみません(もごもご)」
「追突ってのはねぇ、だいたいブレーキが遅れたか、車間距離開けてなかったかのどっちかなの! アナタどう思うの?」
少しの間の後、ベンツ氏がゆっくりと口を開きます。
「・・両方だと思います」
私は黙ったまま深く頷くのでした・・「痛む首」を押さえながら(嘘)。
事故処理は思いの外迅速に終了しました。
「クルマのほうは保険で直させていただきます」とベンツ氏。
我々はケータイ番号を交換(..*)してお別れしました。
そしてタイムロスを取り戻すべく、私は中央道を爆走してツーリングの集合に向かったのです。
車中、被害者は一人ほくそ笑むのでした・・
「フッ、これで先週のミミズ腫れも解決だぜ ( ̄ー ̄)ニヤリ」
〜続く〜
2004,05.19. さちお