
EPISODE 30 〜 惨状
停止した車の中で、状況の把握に努めます。
まずエアバッグは出ていないし、とりあえず身体も痛くない。
しかし左前部から何やら黄色っぽい液体が、噴水みたいに吹き出てる・・「プシュ〜〜ッ♪」って(爆)。
一瞬「ヤバイか?」と思って車外に出ます・・っつーかドア開くのか?・・あ、開いた(笑)。
降りて前に回った結果、フロントのラジエータから冷却水が噴出していたと判明・・辺りには独特の油臭い匂いが漂っていました・・うらら〜(ロ〜ボコン、零点@ガンツ先生^^;;)。
ひと通り冷却水が吹き終わるまで、前から損傷の程度を視認します。
フロントバンパーは見事に左から潰れ、あちこちビミョーに破れてる。
左ヘッドライトは完全にオシャカ、ラジエータも原型を留めていません^^;;
左側面には3条の擦過痕を刻んだワイヤーのガードロープ。
エンジンは問題なく掛かるけど、Rに入れてアクセル踏んでも駆動輪が空転するだけ・・ワイヤーに挟まっていたと同時に、路肩の軟らかい泥に左半身が落ちてたんですね。
で、対物のほうは。
ぶつかったのは、支柱にワイヤーロープが3本張られたタイプのガードロープ。
我が銀僕は左の顔から支柱に突っ込み、湿ったぶかぶかの腐葉土から支柱の1本を引き抜いて、そのままガードロープを擦って進み、次の支柱に当たって停まったようです^^;;
支柱の周辺には、砕け散ったヘッドライトの破片がキラキラ散らばっています(ToT)
「あれっ、なんか落ちてるなぁ・・」
私が路傍から拾い上げた金属板は・・そう、ナンバープレートでした。
「ふぅ〜、やってもうたかぁ・・」
私は携帯を取り出し、心細い電波を頼りに関連各所に連絡を始めるのでした。
〜続く〜
2003,10.26. さちお