
EPISODE 29 〜 峠に散った銀僕
03年7月26日午後、埼玉は時折陽が差すまぁまぁの天気。
翌日には私が幹事となり、埼玉僕星団の有志と那須〜日光自主トレ開催が予定されていました。
ひと通り雑事を終えた私は、「走りに行こうかな・・せっかくだからKOUさんを見習って、明日の下見でもしておこう・・前半戦の那須ルートは実走したことないし、どうせそう遠くないし」と考え、出かけることにしました。
東北道は快調、予想よりずっと早く白河ICに到着(^^)/
私は曲がるべき交差点や目印を確認しつつ、那須甲子道路に入るのでした。
(ナスカシ道路、と読むんですね・・ずっとナスキノエネ道路と読んでました^^;;)
ICを降りてからの一般道、時折雨がパラついたので路面は黒く湿っています。
道路の継ぎ目でガクン、と一瞬ハンドルに伝わる不穏な感覚。
「うっ、栃木の峠でウェットと来れば・・」
いやがおうにも赤僕Sの「あの方」の一件がアタマを過ぎります^^;;
「今日は下見だし、攻める必要なんてないからね」
私は自分に言い聞かせ、那須甲子道路に入るのでした。
そう思いつつも遅い車両が前を塞ぎ、ストレスが溜まる一般道^^;;
那須甲子道路入口へ分岐する交差点で、やっと前が空きます・・少しずつペースを上げて、ワインディングの前菜を味わう私。
そしてほどなく那須甲子道路入口の料金所に到着するのでした。
前はクリア、さぁ、ボチボチ踏んできましょーかね〜・・♪
料金所をくぐって間もなく、180°近い大きな上りのカーブに入ります・・ググッとかかる横G!
・・うっ、続く・・
・・うをっ、まだ続く・・
・・げげっ、まだ続いてる・・
・・えぇっ、まだ続くのぉっ!
ずるっ、と銀僕のお尻が滑りました。
と思う間もなく、迫り来る左(内側)のガードロープ!
私は反射的にカウンタを切り、強くブレーキを踏み込んでいました。
「ずずず・・ガシャン!」
そう、私は「あの方」に酷似したパターンで、自爆してしまったのです・・嗚呼、わかってたはずなのに(ToT)
私の銀僕はガードロープに食い込むかたちで、左前方から斜めに刺さっていました。
〜続く〜
2003,10.25. さちお