INDEXへ


EPISODE 27 〜 おやぢ電話相談室

「う〜む、どうするか・・」
じっとしていても汗の噴き出す蒸し暑い車庫で、さちおは考えを巡らせます。
聞くところによるとこーゆー時のために、幌は手動で閉められるようになっていたはず・・後で誰かにマニュアル借りてやってみるか・・」(ちなみに自分では持って来ていませんでした^^;;)

実はこの日は、我が銀僕が車検から戻ってきて初のドライブでした。
オイルもタイヤも交換したばっかり、車検で「体調」万全と思いきや、朝からビミョーに気になっていたことが・・今までは聞こえなかったはずなのに、高速走行中にどこからか細い風切り音がヒューヒュー聞こえていたのです。
車検に出す時「中古で買って今まで乗ってたんで、一応全部チェックして気になる点はジャンジャン直しちゃってください」と言った私・・結果としてブレーキパッド・ディスク・フルードを交換、他は至って健康体だったとのこと。
それが車検から帰って来た途端に、風切り音やら幌が閉まらないやらトラブルが続出した気がする^^;;
「あ、そか・・PCに電話して相談してみよ!」
私は即座にケータイを手に取り、PCをコールするのでした。
残念ながらサービスの担当氏およびOさんは現在離席中とのこと・・私は折り返しを頼み、ひたすら待つことにしました。

その時、既に浴衣姿となったたあさんが車庫に見えました。
「皆風呂行くんで、部屋の鍵持ってきました・・どうですか?」
「う〜ん、どうしょもないんで、今PCに電話して折り返し待ちの状況です」
「・・これ、緊急時手動で閉められるんでしたよね? 私、マニュアル持ってるんで読みます?」
「あ、ありがとうございます」

ってなワケでたあさんにマニュアルを貸していただき、該当のページを斜め読みします。
なんじゃこりゃ・・専用工具を使って力技で何やら両側から引っこ抜いて云々・・わかりにくいし、ムチャムチャ大変そうやん^^;;;;;;;;
途方に暮れたその時、ケータイが鳴りました・・慌てて電話に出ると、Oさんでした。

「どうされました?」
「屋根が閉まらなくなりました・・何度もあらゆる点をチェックしたけど、全然ダメです!」
「急にですか?」
「いや、今日一日開けてて、今お宿について閉めようと思ったら・・」
今思えばこれはカン違いでした・・だってホテルの昼食時には閉じてるもん(笑)。
「そうですか・・サービスの者がつかまらないんで詳しいことはわからないのですが、たぶん幌ロックの接点不良かヒューズだと思います
「なるほど、ヒューズか!」

ここで私はOさんによる遠隔操作で、足元のヒューズパネルを開けて該当するヒューズを外し、予備のヒューズに差し替える作業をします・・薄暗く蒸し暑い駐車場で、コンクリートにスーツの膝をつきながら(笑)。
しかしヒューズを差し替えてエンジン始動・再度トライしても、よい結果は得られませんでした^^;;

いったん電話を切って、もうしょうがないと諦め掛けたその頃。
ロングさん・亀太郎さん・よしぼーさん・いくらさん他数名の皆様が、ひと風呂浴びた浴衣姿で車庫に見えます。
「さちおさ〜ん、もう宴会始まりますよぉ〜」
「うん、こーしててもしょーがないし、追っかけ行くから先に行ってて」
そんな会話をしている時、またケータイが鳴りました。

「さちおさん、サイドブレーキはどうでしょう?」とPCのOさん。
「いや、引いてるってば」
「幌を開ける時って、フック部分のセンサーとサイドブレーキのセンサーで判断されるんです・・パネルにサイドブレーキのPの赤いアイコン、点灯してますか?」
「・・してない! サイド引いてるのに、点灯してないっ!」


「あ〜、そうですか・・そこのセンサーの問題ですね」
なるほど、そーゆーことだったのか・・何の解決にもなってないけど、私は納得したのでした(笑)。
「そーいや車検から引き取った時、"サイドブレーキのワイヤが弛んでたんで調整しときました"ってTさんが言ってたけど、その時になんかあったのかな?」
「う〜ん、そうですか・・いずれにせよ見てみないとわからないですね」
ふむ・・ま、そりゃそうですな^^;;

#ちなみに緊急で手動で閉める方法については、Oさんも「いや〜、すごく大変なんで、やめといたほうがいいです」とのこと(笑)。

とりあえずこの場でできることは何もありません。皆さんも宴会に行かず周りで見守っていただいちゃってる関係上、そろそろ諦めをつけるしかなさそうです。
「さちおさん、私ボディカバートランクに入れてあるんで、かけときましょう・・開けっ放しよりは安全でしょ?」 そう言ってくださったのはよしぼーさん。
私はボディカバーを持ち歩いている(笑)ことに驚きつつ、ありがたくお借りして、ロングさん・いくらちゃんらの協力の下、銀僕に掛けるのでした。


〜続く〜

2003,08.03. さちお



<
前頁へBACK次頁へ