
EPISODE 12 〜 ついにポルシェがやって来た!
02年3月21日(祝)。
待ちに待った我が愛僕の納車日です。
眩いばかりの快晴が祝福してくれています。
FモータースWさんによると到着は正午頃、直前に電話をもらう段取りです・・ドキドキわくわくしながら、私は電話が鳴るのを待ちました。
ほぼ時刻通りに電話が鳴ってビックリ!
「さちおさん、Wです。たぶん近くだと思うんですが、今、○○さんの大駐車場に入りました」
「わかりました。すぐ行きます」
○○は我が家から徒歩2分、大駐車場を持つ店舗です。私はあたふたと靴を履き、玄関を飛び出しました(それにしてもいい天気!)。
○○の大駐車場で、ぽるしぇの姿を探します。
「・・あれ、か!」
そこには巨大な車両運搬用のトラックが・・我が愛僕は、雄バッタのようにおんぶされています。なるほど、これじゃ家までは来れんわな(笑)。
笑顔でWさんとご挨拶、それなりに時間がかかりそうなんで、一応お店に了承をとってから作業に入りました。
そろそろと巨大バッタの背中から僕星が下りて来ます。
地上に降臨した我が銀僕。
流麗な曲面に陽光が反射し、影が映り込んでいます。
シルバーにリトロ、サイドクリアレンズなんで、正面にはエンブレム以外は色彩がありません。そのせいか、愛嬌はなくどこか取り澄ましたような印象。
もう私のモノなんだから、誰にも遠慮は要りません。ドアを開けて中に座ってみます。おっとそーだ、ボリュームノブとウィンデフ戸棚、チェックしなきゃ(笑)。
そろそろWさんの作業も終りそう。クルマを下りもう一度外観を見直したその時・・!
私はとんでもないことを発見してしまったのです。
Wさんが書類を持って私の横に立ちました。
「それではさちおさん、こちらでよろしいですね。ナンバーもご希望通りですね?」
「違う」
「えっ?・・あっ!」
「・・」
そうです、希望ナンバーと違うナンバーを取得していたのです・・例えば「986」希望が「968」になっていたと思ってください(苦笑)。
「オレ、○○って言ったよね?」
「はい・・どうしてだろう・・申しわけありません」
「んで、直せるの?」
「はい、直せます。・・でも大宮の陸運局にクルマを持っていっていただくのが一番速くて、それも事前に手続していただいて・・(以下略)」
「あのさ」
「はい」
「オレは平日休んで陸運局行って面倒な手続なんてしたくないよ。そちらのミスならそちらで解決して。手続済ませて陸運局からOKが出たら、もう一度ウチまで来てクルマ持ってって、陸運局でナンバー付け替えて戻しといて」
「わかりました」
気を取り直して受取証にサイン、短い説明を聞いて手続終了です。
しかしいきなり運転するのはちょっとビビってる私(徒歩2分圏とはいえ^^;;)。
ついでにWさんにお願いし、自宅まで運転・車庫入れしてもらいました(軟弱爆)。
もう一度店舗駐車場に戻り、Wさんをお見送りします。
「それじゃナンバーの件、よろしくね」
「はい、わかりました。またご連絡いたします」
巨大なバッタに乗って、Wさんが去っていきます。
お疲れさん、さよ〜なら〜・・ナンバー、くれぐれもよろしく!
そして私は徒歩2分ももどかしく、走って家に帰ります。
「うぉお〜、空よ風よ太陽よ、オレのぽるしぇがやって来たぁあ〜〜っ!!」
〜続く〜
2002,07.31. さちお